「パソコンしか出来ない翻訳者」では・・・

翻訳会社ジェスコは、1966年に設立された会社である。

勿論、その当時はパソコンなどなく翻訳は手書きであった。
英文などにする場合は、翻訳者がラフタイプしたもの、あるいは手書きしたものをタイピストが
打ち直して、チェックして納品した。和訳の場合は、最後に原稿用紙に手書きで納品であった。

やがて、ワープロ、パソコンが登場して当時の年配の翻訳者で手書きしか出来ない人は
引退を余儀なくされた。タイピストもいなくなった。

今は、パソコン、インターネット、トラドスが全盛の翻訳業界。

しかし、これとてそう長続きするものではない。そう遠くないうちに、「パソコンでしか翻訳できない翻訳者」、「トラドスしか使えない翻訳者」は、引退を余儀なくされる。

いわゆるパソコンは、確実に消えていく方向に向かっている。ということは、当然のことながらワードやトラドスも消えていく、あるいはメインではなくなって行く。

要は、新しい時代に対応できることが重要であって、現在パソコン、トラドスが得意であっても一生それで食ってはいけない。

翻訳者は、得意分野がないと不利だといわれる。勿論、あるにこしたことはない。しかし、私に言わせれば翻訳者の得意分野は殆どの場合、大したものではなくまたそれでいいとさえ思う。ITが得意の翻訳者、5年もつかどうかと思う。

こちらも肝心なのは、時代への対応である。その能力のある翻訳者が一番である。翻訳者としてデビューする時点で、得意分野が決まってしまっている人、それしかできない人を老舗ジェスコが採用するはずはない。






翻訳会社ジェスコ
スポンサーサイト

Tag:翻訳会社 ジェスコ パソコン インターネット トラドス ワード